業績回復率×PERで探す割安銘柄ランキング|利益成長とバリュエーションを同時に見る日本株戦略

業績回復率が高い銘柄は魅力的ですが、すでに株価が織り込み済みの場合も少なくありません。

そこで重要になるのが「PER(株価収益率)」との掛け合わせです。

本記事では、業績回復率とPERを同時に評価することで“割安な回復株”を抽出する方法を解説します。

業種別・時価総額別の総合分析は
直近3年の業績回復率ランキング(業種別・時価総額別)
で詳しくまとめています。


なぜ業績回復率だけでは不十分なのか

業績回復率が200%を超えていても、PERが50倍なら過熱水準の可能性があります。

逆に、回復率100%でもPERが10倍であれば評価修正余地があります。

つまり「成長率」と「バリュエーション」を同時に見ることが重要です。


業績回復率×PERの基本指標

指標目安
業績回復率100%以上で強い回復
PER15倍以下なら割安圏
疑似PEG(PER÷回復率)0.5未満なら注目水準

疑似PEGは本来のPEG(PER÷利益成長率)に近い考え方で、回復率が高くPERが低い銘柄を抽出できます。


ランキング(理論モデル例)

順位銘柄業績回復率PER疑似PEG
1位銘柄A180%12倍0.07
2位銘柄B150%14倍0.09
3位銘柄C130%10倍0.07

疑似PEGが低いほど「成長に対して割安」と判断できます。


業種別の傾向

半導体・電子部品

市況回復局面では業績回復率が急上昇しますが、PERも同時に上昇しやすいため注意が必要です。

機械・設備投資関連

受注回復初期段階ではPERが低いまま放置されるケースがあります。

内需ディフェンシブ

回復率は控えめですが、PERが低く安定性があります。


黒字転換銘柄のPERの落とし穴

黒字転換直後はEPSが小さいため、PERが一時的に高く表示されることがあります。

その場合は来期予想PERを確認することが重要です。


スクリーニング条件(実践版)

  • 営業利益前年比100%以上
  • 来期予想PER15倍以下
  • 自己資本比率30%以上
  • 営業キャッシュフロー黒字
  • 時価総額50億円以上

ケーススタディ

ケースA:低PER放置銘柄

業績回復率160%、PER11倍の銘柄は決算後に評価修正が入り株価が段階的に上昇しました。

ケースB:高PER先行銘柄

回復率200%でもPER40倍だった銘柄は期待先行で材料出尽くしとなりました。


まとめ

業績回復率だけでは不十分です。

PERを掛け合わせることで、真に割安な回復株を抽出できます。

関連記事|業績回復銘柄分析シリーズ(完全回遊版)

業績回復率・黒字転換・決算戦略まで体系的に分析しています。あわせてご覧ください。

 

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