EVサプライチェーンの復調銘柄:部材・充電・二次電池で狙う株7選

この記事では、電気自動車(EV)関連の回復局面で投資家が注目すべき日本株を、部材(モーター・駆動系・パワーエレクトロニクス)、充電インフラ、二次電池(セル・電池材料・リサイクル)という3つのテーマに分けて取り上げます。

要旨と投資判断の骨子

EV関連は景気や政策、国際的サプライチェーンの変動に左右されやすい分野です。

したがって、銘柄選定では①受注・提携の実績、②製品ポートフォリオ(電池セル、正極材、銅箔、モーター、インバータ、急速充電器など)、③自治体・電力会社との連携、④海外顧客比率や為替リスク、⑤リサイクル・二次利用戦略の有無、の5点を重視します。

以下で紹介する7銘柄は、部材・充電・二次電池それぞれに強みがあり、EV需要回復時に業績が伸びやすいと判断できる候補です。

注目7銘柄のサマリ表

銘柄名(証券コード)セクター投資テーマ投資ポイント
パナソニック(6752)電気機器二次電池・セル製造、車載バッテリーパック自動車向け電池セル技術と顧客基盤が強み。車載向けセルの供給は収益の安定源となり得ます。
日本電産(6594)機械(精密モータ)駆動モーター、EV用モーターシステム小型から中大型までモーター製品を持ち、EVモーターシフトで受注拡大が期待できます。
デンソー(6902)輸送用機器パワーエレクトロニクス、BMS、熱管理自動車サプライチェーンでの地位と車載電子制御(インバータ・BMS)で成長余地が大きいです。
ジーエス・ユアサ(6674)電気機器車載用二次電池、蓄電システム鉛蓄電池での実績に加えリチウム系車載電池展開を進めています。蓄電ソリューションへの応用も注目。
レゾナック・ホールディングス(4004)化学・素材電池材料(正極前駆体・電解質材料)電池材料ポートフォリオの強化でセルメーカーに対する供給拡大が期待されます。
ENEOSホールディングス(5020)石油・エネルギー充電インフラ、エネルギー供給、再エネ連携国内のサービスステーション網を活かしたEV充電の拡大、電力事業とのシナジーが強みです。
東京電力ホールディングス(9501)電力地域インフラ、V2G/グリッド連携送配電網と自治体・企業向けの充電・蓄電ソリューションでEV普及の受け皿を担います。

銘柄ごとの詳しい投資論点

パナソニック(6752) — 電池セルとバッテリーパックの強み

パナソニックは車載向け電池セル供給や電池パック設計で長年の実績を持っています。

EVの航続距離向上や安全性強化に伴い、セルのエネルギー密度や熱管理の重要性が高まっています。

パナソニックはこれらの技術課題に対応する開発力と、車両メーカーとの長期取引関係を持っている点が強みです。

投資視点では、セルの受注動向、車載OEMとの契約進捗、原材料コスト(ニッケル、コバルト、リチウム)の動向を注視します。

([Yahoo!ファイナンス][1])

日本電産(6594) — EV駆動の“心臓部”であるモーターのリーダー

日本電産はモーター技術をコアに小型から車載向け大トルクモーターまで幅広い製品を持っています。

EVの普及で車載モーターの需要が拡大する局面では、受注の拡大が収益改善につながる可能性があります。

注目ポイントは、電動化シフトでの受注量、複合部材の調達に伴うコスト管理、海外工場の稼働率の改善です。

([Yahoo!ファイナンス][2])

デンソー(6902) — インバータ、BMS、熱管理で差別化

デンソーは車載機器大手として、インバータやパワーエレクトロニクス、バッテリーマネジメントシステムで優位性があります。

EVはモーターだけでなく電力変換や熱制御が性能に直結します。

そのため車載電子制御の納入増加はデンソーの収益改善に直結します。

([Yahoo!ファイナンス][3])

ジーエス・ユアサ(6674) — 蓄電池とリチウム系シフトの波

ジーエス・ユアサは従来の鉛蓄電池での地位を持ちながら、リチウム系車載電池や蓄電システムへの展開を進めています。

家庭用蓄電や産業向けの大規模蓄電で受注を広げれば安定した成長が見込めます。

([Yahoo!ファイナンス][4])

レゾナック・ホールディングス(4004) — 電池材料の上流で存在感

電池の性能はセルそのものだけでなく正極材・負極材・電解液・銅箔など材料で左右されます。

レゾナックは化学素材の供給で車載電池メーカーに対して重要なポジションを持っています。

材料価格の変動と製品ミックス、特に高容量正極材や高耐久性材料のシフトにどう対応するかが投資判断のキーです。

([株探][5])

ENEOSホールディングス(5020) — 充電インフラの拡大とエネルギー統合

ENEOSは全国のサービスステーション網を活用したEV急速充電の導入や、電力事業との連携を進めています。

EV充電はエネルギー供給ビジネスとして拡張性があり、再エネや蓄電と組み合わせることで新たな収益源になります。

短期的な株価は資源価格や業績変動に左右されやすい点には注意が必要です。

([Yahoo!ファイナンス][6])

東京電力ホールディングス(9501) — グリッド側の需要取り込み

電力会社は充電網やV2G(車両からグリッドへの電力供給)などで重要な役割を果たします。

送配電や地域インフラを持つ企業は、自治体との連携や大口顧客向けサービスでEV普及の恩恵を受けます。

([Yahoo!ファイナンス][7])

投資リスクと注意点

EV関連は成長ポテンシャルが高い一方で、半導体や原材料価格、為替変動、政策・補助金の変化に弱い面があります。

以下の点をリスク管理のチェック項目として投資判断に組み込んでください。

  • 原材料(リチウム、ニッケル、コバルト、銅)の価格急変。
  • 海外顧客の需要変動や地政学リスク。
  • 製造拠点の稼働遅延・設備投資の失敗。
  • 補助金政策の見直しやEV需要のペースダウン。
  • 代替技術(固体電池等)の台頭が既存プレーヤーに与える影響。

簡易スクリーニングと売買の実務ポイント

投資の実務では、決算発表の受注情報、設備投資計画、採用技術(セルの化学組成、モーターの効率指標、充電規格対応)の開示を重視します。

また、PERやPBRといったバリュエーションに加えて、受注残高やOEMとの契約期間、電池セルの歩留まり改善率など事業固有の定量指標を確認します。

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SEO観点の補助要素

EVサプライチェーンの回復期には、電池材料、電力インフラ、車載パワーエレクトロニクスの3つの柱から銘柄を探すのが有効です。

投資家は受注・提携・材料調達の3点を定期的にチェックし、決算説明資料や適時開示をウォッチしてください。

まとめと今後のフォロー方法

本稿で挙げた7銘柄は、EVの本格普及が進む局面で恩恵を受けやすいポイントを持っています。

ただし短期の株価変動や業績修正リスクがあるため、分散投資と適切なリスク管理を行ってください。

次のチェックポイントとしては、主要顧客の車種別受注、電池セルの量産ライン稼働報告、充電ステーションの設置実績、材料の長期供給契約の有無を確認することを推奨します。

[1]: https://finance.yahoo.co.jp/quote/6752.T?utm_source=chatgpt.com “パナソニック ホールディングス(株)【6752】:株価・株式情報"
[2]: https://finance.yahoo.co.jp/quote/6594.T?utm_source=chatgpt.com “ニデック(株)【6594】:株価・株式情報 – Yahoo!ファイナンス"
[3]: https://finance.yahoo.co.jp/quote/6902.T?utm_source=chatgpt.com “(株)デンソー【6902】:株価・株式情報 – Yahoo!ファイナンス"
[4]: https://finance.yahoo.co.jp/quote/6674.T?utm_source=chatgpt.com “(株)ジーエス・ユアサ コーポレーションの株価・株式情報"
[5]: https://kabutan.jp/stock/?code=4004&utm_source=chatgpt.com “レゾナック・ホールディングス(4004) 基本情報"
[6]: https://finance.yahoo.co.jp/quote/5020.T?utm_source=chatgpt.com “ENEOSホールディングス(株)【5020】:株価・株式情報"
[7]: https://finance.yahoo.co.jp/quote/9501.T?utm_source=chatgpt.com “東京電力ホールディングス(株)【9501】:株価・株式情報"
[8]: https://k-u-merumaga.owl358.com/archives/1605?utm_source=chatgpt.com “自動車関連株のトレンド発生条件をフィボナッチで逆算する方法 | 株の裏【成果と投資術】"

 

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