仕手化の初動が出た!出来高急増×歩み値で見る“今日の要警戒銘柄”
重要ポイントの先出し
寄り前5分で「PTS先行+寄り前出来高が3倍以上+歩み値で大口連続」が揃った銘柄は要警戒です。
信用買残が週次で急増している場合は過熱リスクをさらに上乗せして評価してください。
仕手化の初動を捉えるための基本原理
仕手的な動きは需給の一方向偏りによって発生します。
その偏りは通常、(1)夜間PTSでの先行買い、(2)寄り前の出来高急増、(3)歩み値での大口連続、という順で市場に現れます。
これらの複合シグナルをルール化してチェックすれば、短期で「本物」と「演出(見せ板/需給操作)」を分ける精度が上がります。
寄り前5分で必ず確認する5項目
下の5項目を寄り前5分に高速でチェックしてください。
- 夜間PTSの変化が前日終値比で±2%以上かどうかを確認すること。PTSで先行高があると初動確率が上がります。
- 寄り前の累積出来高が直近平均の3倍以上に膨らんでいるかを確認すること。急増は短期の資金流入サインです。
- 歩み値で「同方向の大口約定」が連続しているかを確認すること。大口の定義は板厚により調整しますが、通常の約定量の5倍以上を目安にします。
- 気配板に見せ板や頻繁な注文キャンセルがないかを確認すること。見せ板は人工的な需給演出の可能性を示します。
- 週次の信用買残が増加トレンドかどうかを確認すること。信用の積み上がりは踏み上げリスクと急落リスクの双方を増幅します。
これらのうち2〜3項目が揃うだけでは不十分で、少なくとも「PTS先行+寄り前出来高急増+歩み値大口連続」の3点が揃った銘柄を最重要視してください。
歩み値で「大口の偏り」をどう判定するか(秒単位の観察法)
歩み値の観察で重要なのは単なる「大口が出た」事実ではなく、
(A)大口が短時間に何度も繰り返されているか、
(B)一般約定(小口)が追随しているか、
(C)約定サイズが板厚に比して健全か、
の3点です。
具体的には、1分間に同方向で3回以上の大口が来ている、かつその直後に数十〜数百単位の一般約定が一定数つくパターンを“買いの本物”と判断します。
大口だけが約定し、一般約定がほとんど付かない場合は“見せ板/作為的”である可能性が高く、入らないか超小ロットに限定してください。
出来高プロファイルとVPOCの使い方(信頼度の定量化)
出来高プロファイルで注目すべきは前日のVPOC(最も出来高が集まった価格帯)と当日の出来高分布です。
当日が前日VPOCを明確に上抜けし、かつ出来高が集中するクラスターが上側に形成される場合は「ブレイクの信頼度」が高いと判断します。
逆に出来高クラスターが下方向に偏る、あるいはVPOC付近で揉み合う場合はブレイクの信頼度が弱く、利確を早めに検討してください。
3つの典型的な仕手化パターンと見分け方
パターンA:材料ドリブン+機関追随(本物)
正式な受注・業績上方修正・大型提携といった実体的な材料があり、そこに機関や海外マネーが追随するパターンです。
特徴はPTS先行があり、寄り後も出来高が持続して上昇トレンドが形成される点です。
パターンB:見せ板/需給演出(短期仕掛け)
材料が薄いにもかかわらず、PTSや寄り前に見せ板で需給を操作して寄らせ、その瞬間に大口で約定を重ねる手口です。
歩み値に一般約定がほとんど伴わない点が特徴で、初動は取れても反落が早いケースが多いです。
パターンC:信用積み上げ→踏み上げ加速(危険)
信用買残が数週間で顕著に積み上がり、外部トリガーで一気に踏み上げられるパターンです。
短期で大きな上昇が取れる一方、戻しが急であるため利確戦術が最重要になります。
今日の要警戒銘柄
以下は本日寄り前のシグナルが揃った、あるいは揃う可能性がある要警戒銘柄の実例です。
※以下はトレード候補の例示であり、最終的なエントリーは寄り前5分のリアルタイム判断を優先してください。
| 銘柄 | 証券コード | 現状シグナル(例) | 推奨対応 |
|---|---|---|---|
| 菊池製作所 | 3444 | PTS先行で約定増、寄り前出来高急増 | 寄り成行で小ロットIN、第一利確+3〜5%、出来高失速で即利確。 |
| レーザーテック | 6920 | 受注系IRが散見、寄り前板が厚くなる | 材料の一次ソース確認後、寄りで指値拾い。VPOC上抜けで中期継続を検討。 |
| クックビズ | 6558 | 小型流動株で突発PTS高、歩み値は大口のみの偏り | 歩み値で一般約定が伴わない場合は回避。偏り解消なら小ロットで短期IN。 |
分刻みの実行手順(寄り前→寄り→前場)
寄り前〜前場で使える分刻みワークフローを示します。
前日夜〜寄り前(準備)
・夜間PTSで候補銘柄の反応をチェックする。
・当日朝のニュースやIRを必ず一次ソースで確認する。
・20日平均出来高と当日寄り前の出来高を比較する準備をする。
寄り前5分(スキャン)
・寄り前5分で出来高が3倍以上の銘柄をピックアップする。
・歩み値で大口の継続を確認する。大口のみで一般約定が伴わない場合は候補から外す。
・気配板で見せ板の有無・頻繁なキャンセルを確認する。
寄り付き(実行)
・寄り成行で入る場合は第一利確を短めに設定(+3〜5%)。
・指値で押し目を拾う場合はVPOC、直近板厚みを参考に指値を置く。
・寄りで弱い場合は全て見送り午後の動きを待つ。
前場(監視)
・出来高が継続して増えているか、歩み値の買い成行比率が維持されているかを監視する。
・信用買残が急増している場合は利確を前倒しする。
・前場終盤での急落兆候が出たら機械的に損切りを実行する。
利確・損切りの実戦テンプレ
・第一利確:+3〜5%で部分利確する。
・第二利確:出来高が持続する、あるいはVPOC上抜けが確認できれば+10〜20%で追加利確する。
・損切り:購入価格から▲5〜8%で機械的に損切りする。
・流動性が薄い銘柄はポジションを小さくし、利確幅も狭めに設定する。
仕手化回避の実務ルール(ガードレール)
・材料が一次ソースで確認できない銘柄には手を出さない。
・歩み値で一般約定が追随していない場合は需給操作の可能性が高いので回避する。
・信用買残の増加が継続している銘柄はロットをさらに抑える。
・ニュースの出処やIRの信頼性に不明点があれば取引を見送る。
関連記事
板読みや仕手化初動の詳細は下記記事を参照してください。
出来高×歩み値で秒判定!短期急騰が“本物”か見抜く実践テクニック
まとめ:今日の行動プラン
1)寄り前5分で「PTS先行+出来高急増+歩み値大口連続」が揃う銘柄を即リスト化する。
2)歩み値で一般約定が付くことを確認してから小ロットでエントリーする。
3)第一利確は短めに設定し、出来高持続で追撃、出来高失速で即利確する。
4)信用買残・貸借倍率の過熱は常にチェックしてロット管理を徹底する。
5)一次ソース確認を怠らず、見せ板や板キャンセルが多い銘柄は回避する。
上記ルールをワークフローに組み込むことで、仕手化の初動で生き残りつつ利益を抽出する確率が上がります。
とはいえ、株式投資における情報収集や期待できる銘柄の選定は容易な作業ではありません。
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