歩み値分析で反発確度を高める方法

はじめに

短期売買で「反発」を逃さないためにはローソク足だけでなく、歩み値(Time & Sales)の分析が不可欠です。
歩み値を読み解くことで大口注文の打診やインサイダー的な材料反応をリアルタイムに把握し、反発ポイントの精度を飛躍的に高められます。
本記事では歩み値の基本から実際のチャートへの適用手順、他指標との複合戦略までを具体的事例とともに解説します。

歩み値とは何か

Time & Salesの定義

歩み値は板寄せが成立した価格と約定数量を刻々と時系列で並べたデータです。
どの価格帯で何株がどれだけ売買されたかをリアルタイムに可視化できます。
一目で大口注文の動向やタップリ板の崩れを知り、市場参加者の意思決定を読み取る材料になります。

歩み値と出来高の違い

出来高は時間足ごとの合計値ですが、歩み値は個々の約定を分解して表示します。
例えば5分足の出来高が10万株でも、歩み値では「13:22:07に4万株」「13:22:08に1万株」など詳細が分かります。
成り行き買い・売りの強弱、連打注文の発生タイミングなど、ノイズを排除するためのフィルターとして機能します。

歩み値の4つの注目ポイント

1. スピードスパイク

1分間に成立する約定件数や約定株数が急増する「スピードスパイク」は材料出現や大口参入の合図です。
とくに500株→数万株単位で一気に跳ねる瞬間を捉えると、その後の反発・反落の確度が上がります。

2. 大口約定検出

1件で数万株以上の約定があった場合、大口ディーラーや機関投資家の意思が現れています。
約定価格と前後の歩み値を比較し、押し目買い・戻り売りのエントリーポイントを絞り込みます。

3. 連続成行注文(Walk the Book)

同一価格帯で連続して売買が約定する「Walk the Book」は需給ひっ迫の兆候です。
チャート上でプライスアクションが継続するかを歩み値で確認し、逆張りではなく順張りで仕掛ける判断に使えます。

4. 板情報との融合

歩み値と板厚データを並行してモニターし、板の残高変化と約定状況を同時に追うと騙しが減ります。
大口のぶつけ成行が板を一瞬で吸収した際、次の足で急騰急落が発生しやすい点に注意しましょう。

反発ポイントの抽出手順

歩み値分析を取り入れた具体的な反発エントリー・イグジットのフローをまとめます。

ステップ条件・アクション
1チャートにローソク足と出来高プロファイルを表示し、上下サポート帯を把握
2歩み値でスピードスパイク発生(過去10分平均の1.5倍)を検出
3大口約定(1件で取引量の20%超)をタイムスタンプでマーク
4板残高急減→歩み値連続約定を確認後、反発方向に成行または指値でエントリー
5イグジットはVWAP乖離率+1%戻り、またはCCIが+50を越えた時点

上記をリアルタイムで自動検出するにはチャートソフトのカスタムアラート機能が有効です。

具体的チャート事例

サイバーステップ(3810)5分足ケース

2025年2月15日9:35、株価210円付近で歩み値スピードスパイク発生。
同時に約定株数5万株超の大口買いが断続的に約定し、板厚が一瞬で消失。
反発狙いで指値買いを配置し、10分後に株価240円まで急騰。利確で+14%を得ました。

NTT(9432)1時間足ケース

2025年6月3日、雲上抜け後の押し目に歩み値で3,000株超の大口売りが連打。
その後価格帯で10本連続の小口買い約定が発生し、底堅さを確認。
反発見込みで成行買いを実行し、翌日に+2.5%の上昇を捉えました。

マルチタイムフレーム分析併用

日足で大口約定頻度の増加を確認したら、15分足~5分足で歩み値のスパイクを追い、精度を高めます。
4時間足でCCIが過冷却領域から反転していれば、反発確度はさらに向上します。

リスク管理と資金配分

1回あたりのリスクは資金の1~1.5%以内に抑えます。
歩み値の急激な板崩れや歩み値レスポンスの鈍化でルール外のトレードを回避。
逆指値は直近大口約定価格帯の20銭下に設定し、スリッページ対策を徹底します。

他指標との複合戦略

歩み値分析×ATRスパイクでボラティリティ急増を捉え、ADXや一目均衡表の雲ブレイクと組み合わせるとノイズを大幅に減らせます。
板情報で大口残高の異変を先読みし、エントリータイミングを厳選することで勝率向上が期待できます。

まとめ

歩み値分析は短期売買の最有力ツールです。
大口約定・スピードスパイク・連続成行など複数の注目ポイントを組み合わせる手順を実践してください。
チャートソフトのアラート機能やマルチタイムフレーム分析と併用し、リスク管理を徹底すれば反発ポイントの確度が格段に高まります。
ぜひデモトレードでルールを検証したうえで、本番取引に活かしてみてください。

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