出来高×歩み値で秒判定!短期急騰が“本物”か見抜く実践テクニック
短期急騰が来た瞬間、飛びつくか見送るかは数秒の判断で決まります。
本稿では出来高と歩み値(Time & Sales)を軸に、VWAPやVPOC、板の動きを合わせて「短期急騰が本物か偽物か」を秒で判定する実務ルールを具体例付きで解説します。
なぜ出来高×歩み値が最短で効くのか
出来高は市場に流入した資金量の指標です。
しかし出来高だけでは「本当に約定が出ているか」「大口が介入しているか」は判別しにくいです。
そこで歩み値を確認すると、成行で約定したフローの連続性や大口の存在が分かり、出来高の質を即座に判定できます。
出来高(量)と歩み値(実行フロー)を組み合わせることで騙しシグナルを減らし、実需を掴む精度が上がります。
秒で判定するための必須4チェック
短期急騰を秒で判定するために最低限確認する4つは次の通りです。
1)1分出来高が直近20分平均の2倍以上になっているか。
2)歩み値で同方向の成行約定が連続しているか(短時間での大口連続を含む)。
3)価格が当日VWAPを突破しているか、VWAPからの乖離が発生しているか。
4)板上で頻繁な大口出現→即キャンセルが起きていないか。
上記の複合条件を満たす局面は高確率で「本物の急騰」と判断できます。
出来高の「速度」を見る
出来高は絶対値だけでなく「増加速度」が重要です。
目安は1分出来高が過去20分平均の2倍以上、もしくは直近5分で段階的に増加しているかをチェックします。
瞬間的なスパイクではなく、複数分にわたって高止まりするかを確認することで偽シグナルを減らします。
歩み値で見抜く“本物サイン”
歩み値で重視するポイントは次の通りです。
・成行買い(または売り)が連続して約定していること。
・1分以内に複数の大口約定が発生していること。
・約定が時間的に偏り、短時間でテイクオーバーされていること。
これらが揃うと板上の見せ板に対して実需が入っている可能性が高くなります。
VWAP+VPOCの合わせ技
VWAPは当日の出来高加重平均価格で、VPOCは出来高が厚い価格帯です。
急騰局面で価格がVWAPを明確に上抜け、かつVPOCが上方向に移動している場合は参加者の買い意欲が継続している強い裏取りになります。
実践テンプレ:秒判定擬似コード(コピペ可)
# シンプル擬似コード(秒判定テンプレ)
if (vol_1min > avg_vol_20min * 2) and (consec_market_buy_count >= 5 within 60s) and (price > VWAP):
place_limit_order(size=calc_size(risk_pct=0.5%))
set_stop_loss(entry_price * 0.92) # 初期損切り-8%
monitor every 10s:
if (vol_1min sustains > avg_vol_20min * 1.5) and (market_buy_rate > 60%):
add_position(size=calc_size(risk_pct=0.3%))
if (price < VWAP) or (sudden large market_sell):
exit_all()
検証用CSVフォーマット(バックテスト用)
バックテストで必要なカラム例は下の通りです。
timestamp, price, size, side, cum_volume_1min, avg_volume_20min, vwap, vpoc_price, market_buy_count_60s, market_sell_count_60s, note
このフォーマットで過去の歩み値データを出力すれば擬似コードのルールを当てて勝率や期待値を算出できます。:contentReference[oaicite:5]{index=5}
実戦チェックリスト(そのまま使える)
| No | チェック項目 | 判断基準 |
|---|---|---|
| 1 | 1分出来高 | 20分平均の2倍以上なら○ |
| 2 | 歩み値の成行連続 | 同方向5回以上で高信頼 |
| 3 | VWAP超え | 価格がVWAP上で推移なら追随検討 |
| 4 | 板のキャンセル頻度 | 高頻度キャンセルは警戒 |
代表的な「騙しパターン」と対処法
典型的な騙しの例と即時対処は次の通りです。
・板だけが膨らみ約定が出ない:見せ板の疑いが強いためエントリー禁止。
・大口指値が突然消える:同価格帯で急落リスクがあるため逆指値を厳格化。
・歩み値が小口で断続的:約定の実行力が低く、追随はリスクが高い。
板操作を疑う場合は「エントリー見送り」または「最小ロットで逆指値セット」が安全です。
具体銘柄での観察ポイント(例)
実例として当サイトで検証した銘柄の観察ポイントを列挙します。
・信越化学(4063):出来高プロファイルとVWAP折り返し点の一致が反発根拠になった事例があります。:contentReference[oaicite:7]{index=7}
・楽天グループ(4755):1分足VWAP×出来高の組合せで騙しを減らす戦術が機能した例があります。:contentReference[oaicite:8]{index=8}
・任天堂や日本電産のような大型株:大口の存在とニューストリガーをセットで見ると短期急騰の信頼度が上がります。
検証と改善のPDCA(必須)
実戦で重要なのは検証です。
取引ログは必ずCSVで保存し、月次で勝率・期待値・平均損益・最大ドローダウンを算出します。
ルールの閾値(出来高倍率、連続回数、損切り幅)は検証結果に応じて最適化してください。
まとめと実行手順(3ステップ)
実行の流れはシンプルです。
1)寄り前に監視銘柄の平均出来高・VWAP・VPOCを準備する。
2)監視中に1分出来高スパイクと歩み値連続が出たら擬似コード基準で部分エントリーする。
3)条件維持で追加、条件崩壊で即撤退する。
上のテンプレを守り、検証を回すことで短期急騰の「本物」を高確度で拾えるようになります。
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